今回は森山良子さんの「さとうきび畑」です。
これは沖縄戦をテーマにした映画「さとうきび畑」の
劇中歌なのですが、本当に涙が出てしまいます。
沖縄に生徒を連れて行くならば、事前指導で見せておきたい
映画です。ガマ---「月桃の花」---もいいのですが、この歌の分だけ
「さとうきび畑」の方が好みです。
【問】下の歌詞を英訳しなさい
広いさとうきび畑は かぜがとおりぬけるだけ
今日も見わたすかぎりに 緑の波がうねる
夏の日ざしの中で
【解答例】
Through the open fields of sugar cane
The wind is just blowing
As far as I can see
The green waves are rustling as always
Under the summer sun
【考察】
1.「今日も」の処理:「いつものように」と捉えてas always
2. 定冠詞:the open fields of sugar cane、The wind、The green waves 、いずれにも
定冠詞を付けてみた。理由は、「今日も~」とあるように、この風景は
いつものおきまりの見慣れた風景なので・・・。
3. rustle:これは、風で葉がそよぐときの定番の擬音語。漫画をよく読んでいる人ならば
風で草が揺れているときに、RUSTLE RUSTLEとあるのをよく見ているはず。
これを使えば「ざわわ ざわわ」という葉擦れの音が表せる。
4.「夏の日差しの中で」→「夏の太陽の下で」
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