今回のお題はユーミンの「よそ行き顔で」からです。
始めの2行はただの情景の描写です。
後の2行が腕の見せ所かな。
【問】下の歌詞を英訳しなさい
砂埃りの舞う道のわきに
小さなガソリンスタンドがある
松の林と曇った海に
最後の風を喫いに来た
【蛇足】
歌詞の中に「砂埃が舞う」というフレーズが2回も出てきます。
何を意味しているか分かりますか?
「砂埃が舞う」→風が強→波が立つ→サーフィン日和
また「曇った海」という表現もあります。
「曇った海」→「カンカン照りではない」→サーフィンの練習には良い
ということです。
これがわからないと・・・
砂埃の舞うこんな日だから
観音崎の歩道橋に立つ
ドアのへこんだ白いセリカが
下をくぐって行かないか
・・・の意味が分かりません。
そうです。元カレはサーファーだったのでしょう。
絶好のサーフィン日和なので
彼が通るのではないかと歩道橋の
上から白いセリカを探しているのです。
【解答例】
By the road in a cloud of dust
There stands a small gas station
Now I' m here at the cloudy beach with pine trees
to say good-bye once and for all
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