PartⅢ(二日目・1限) | ||||||||||||||||||
今日は研修の二日目だ。初日は開講式とオリエンテーションがあったので演習は3コマであったが、二日目からは朝から演習だ。1コマ80分で、1日4コマになってしまうのけっこうきつくなる。くまぷーは現役の大学生のときだって「1日4コマ」には耐えられなかった。でも何とかしのぐしかない。 幕張本郷からバスに乗ると千葉高定時のO田先生といっしょになった。昨日カフェテリアでいっしょに昼食をとった人だ。車が趣味で絶版車のホンダ・ビートを2台も所有していると言う。くまぷーも平成元年式のR32GTRに乗っているので話があう。 さて今日の研修だが一つのテーマに3コマの演習が割り当てられている。今日は4コマあるのでテーマを2つ扱うことになる。最初は「A CHANGE IN CLASSROOM ORGANIZATION AND MANAGEMENT」。これが3コマ分。次が「A FOCUS ON MEANING AND INFORMATION IN LANGUAGE」。これに4限目の1コマ。残りは次の日にやる。 それでは1限から。先生はJeffさん。カナダ人だ。この方が1限と2限を担当する。最初に5つのアクティビティを紹介される。そのアクティビティとは下記の5つだ。 |
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くまぷーたちも小グループに分かれて上記5つのアクティビティをやってみて、その アクティビティを評価し、実際に勤務校で使えるかなどを討論する。(初出 2004/08/01) |
PartⅣ(二日目・2限) | ||||||||||||||||||||||||||||||
外は猛暑の日々が続いているが神田外語大の教室内は冷房がきいているので過ごしやすい。現場にいないお偉方は「内容・指導法を創意工夫して生徒が興味を持つような授業を…」なんてことをよく気楽におっしゃるが、このように冷房の効いた快適な環境に身をおいていると、32度から36度にもなる高温多湿の教室に於いては多少の「創意」や「工夫」など何の意味をも持たないということが改めて実感させられる。第二次世界大戦末期に「竹槍でB29に立ち向かえ」と言った帝国陸軍の指揮官とどこに違いがあるのだろうか? さて2時間目が始まる。この時間は教室での物理的な座席の配置について考える。生徒がやる活動によって、適する座席の配置とそうでないものがあるのは当然のことだ。5つの代表的な座席配置形式が紹介され、研修生はそれぞれの形式の長所・短所またその形式に相応しい作業にはどんなものがあるかということを討論する。 1番目はRows形式。これは伝統的な座席配置形式でほとんどの学校で採用されている。多数の生徒と教員が向かい合う配置だ。2番目はPairs形式。生徒が教員と向かい合っているのはRows形式と同じだが、二人の生徒の机がくっついている。くまぷーが小学生のときはこの配置形式がほとんどであった。3番目はColumns形式。生徒同士が対面するように配置される。在校生と新入生の「対面式」を思い出していただきたい。あの形式だ。4番目はHorseshoe形式。これにはさらにHorseshoe Open Circle形式と Horseshoe closed circle 形式がある。Horseshoe Open Circle形式は座席を「コの字型」に配置する。 Horseshoe closed circle 形式は座席を長方形に配置する。会議をするときにしばしば使われる配置だ。最後はClusters形式だ。これはいくつかの机(4つから6つ)をくっつけて並べて教室内に机の「島」をつくる。くまぷーは中学で給食を食べるときが確かこの配置だった。班会議などでもよくつかわれる配置だ。 |
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こんなことを話し合った後、普段どの配置形式をとりいれているか、またその理由を 話し合う。当然のことだがRows形式ばっかりだ。理由だってそんなのきかなくたって わかるじゃやん!! |
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2限目が終わるとS末さん、O田さんとカフェテリアに急いだ。学生達が休み中でもけっこう たくさん大学に来ているのだ。彼らも何かの集中講義に参加しているらしい。カフェテリアに 早く行かないと、彼らに席をとられて座るところがなくなってしまう。急げ、くまぷー!! 負けるんじゃない!! くまぷーたちは急いで行ったので席を確保することが出来た。くまぷーは500円也の カツライスを食べて午後の演習に備えるのであった。。(初出 2004/08/02) |
PartⅤ(二日目・3限) |
食事した後の演習はつらい。上のまぶたと下のまぶたが仲良くなってしまう。教室の中には20人しかいないので眠ってしまうわけにもいかず仕方がないので必死になって目をあけていることにする。こういうところにも少人数クラスの利点が現れている。生徒数が少なければ目立ってしまうので不埒なことはやりずらい。クラス規模は小さければ小さいほど良い。とくに学習意欲のあまり高くないくまぷーみたいな生徒がたくさんいる教育困難校では40人のクラスサイズはよろしくない。「多様」な生徒がたくさん来ていれば来ているほど教師の負担は幾何級数的に増大するのだ。このような学校では早く「1学級20人以下」が実現されるべきであろう。 (初出 2004/08/03) |
PartⅥ(二日目・4限) |
話の時間軸がずれてしまうが許して欲しい。明日は8月4日。この夏期研修の最終日だ。この最終日には研修生の代表が模擬授業をや (初出 2004/08/04) |
PartⅦ(二日目・4限) | ||||||||||||||||||
さあ今度は話を脱線させないようにしよう。普通の先生は話が脱線しても途中で軌道修正することができるが、くまぷーの場合、そのまま崖下まで転げ落ちてしまう。 3限目まででテーマ3の研修が終わり4限目からはテーマ2の研修が始まる。前にも書いたが1つのテーマにつき3コマの演習が割り当てられているので今日はテーマ2の第1部だけやって残りの2部は明日の1限・2限にやることになっている。 テーマ2には「A FOCUS ON MEANING AND INFORMATION IN LANGUAGE」というタイトルがついている。何やら厳めしいタイトルがついているが具体的には以下のことをやった。 |
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上に書いたようにくまぷーたちは教本に載っている堅めの文章を読んだ。文章の 内容は教育学部の学生が教科教育法の授業で読むような内容であろうか。そして その文章に関する5つの問題に答えた。問題を解かされるといってもそのレベルは たいしたことはない。センター試験の方が上かもしれない。ま、ここではこの5つの 問題は後でやる「いろいろな種類の問題」の実例として出されているだけなのだから 問題のレベルはあまり重要ではないのだ。 ちなみに問題にはどのような種類があるかというということだが下記のように5つに 分類していた。 |
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この後、くまぷーたちは4人一組に別れた。さらにその中で二人ずつA組・B組に (初出 2004/08/05) |
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