今回も加山雄三の「きみといつまでも」です。
ホントは第5回の問2にする予定だったのですが
長々と解説を書いてしまったので、その下に付け加えたのでは
気付いてもらえない可能性大!ということで第6回にしてしまいました(^^ゞ
【問】次の日本語を英訳しなさい。
僕は死ぬまで君を放さないぞ。
【解答例】
日本語を直訳すれば・・・
I won't let you go until I die.
・・・ですが
ここは「死ぬまで」というところを「生きている限り」とやってみました。
I won't let you go as long as I live.
いかがでしょうか?
【考察】
SQSさんの・・・
>until death do us part.
・・・ですが、主語death3人称単数なのに、それを受ける述語動詞がdoじゃ
まずいんじゃないの?doesじゃないの?という気がしますが、こういう言い方があるんですね。
これも、ガッコのセンセに聞いてみると、その反応が面白いと思います(^^ゞ
これは「死が二人を別つまで」という、the Book of Common Prayer の中に
載っている、かなり、有名なフレーズなんですが、ネ―ティブの中にも
間違ってんじゃないの、と思う人もいるようです。
しかし、the Book of Common Prayerというのは
キリスト教の一派であるイングランド国教会から始まった世界の聖公会教会が
広く使っている礼拝の式文の集大成ですから、その辺の無知なネ―ティブや単なるクマのくまぷーが、
そのdoはdoesの間違いじゃないの?なんて気軽に言ったら、とんでもない罰当たりというものです。
・・・では、まじめな考察・・・
この文は文法的には仮定法現在の文です。古英語では仮定法の形になる節が多かったそうです。
例えば・・・
・till the Son of God appear
・before I be put to death
・If it be the last thing I shall ever do
・・・とか
SQSさん、いつも教員泣かせの英文をよく見つけてきますね~(^O^)/
最近のコメント