Excel Maniacs

旅立ちを見送り 餞として・・・

君たちに贈ろう　最後の言葉

今は失敗しても構わない　小さくまとまるな

見てくれは悪くて構わない　心の輝きを失うな

＊

夢のない青春は悲しい

しかし　夢は見ているだけではだめだ

夢は語るだけではだめなのだ

夢のある人が輝いて見えるのは

夢に向かって地道な努力を続けているからなのだ

＊

細かい計算はするな

つまらない損得勘定ばかりしていると

つまらない人間になってしまう

＊

自分の限界をひとりで勝手に決めるな

どこが限界かは神様しかわからない

＊

人生には自分の思い通りにならないことがたくさんある

そんなときでもふて腐れるな　いじけるな

人間の価値が決まるときだ

＊

人生には「世界は俺を中心に回っている」と思えることも　ときにはある

そんなときこそ　つけあがるな

おまえを支えてくれている人のことを忘れるな

人間の価値が決まるときだ

＊

とにかく本は読んでおけ

今は気づかなくても　必ず後になって役に立つ

何を読んでいいかわからなかったら

とりあえず名作と言われるものから読み始めろ

＊

身体は鍛えておけ　何をやるにしても

最低限の体力は必要だ

「技は力の中にあり」とえらい空手家も言っている

＊

友は大切にしろ

青春期には自分の力ではどうしようもないことが必ず起こる

でも　そんな時に　自分といっしょに

泣いてくれて　怒ってくれて　笑ってくれる友がいる

それだけで　困難に立ち向かう大きな力になるのだ

そういう友を大切にしろ

俺の言っている友とはそういう人間のことだ

ただ　いっしょに群れて行動する奴らのことではない

＊

もしも　そういう友がいなくて淋しいなら

まず　自分から誰かのために

泣いてやり　怒ってやり　笑ってやることだ

その人の気持ちになって行動することだ

＊

それじゃあ　みんな　元気でな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　高校教師　くまぷー

学級通信・・・あなたの夢は何ですか？

あなたの夢はなんですか？この問いを「あなたは将来、何をしたいですか」という言葉に置き換えてみても構いません。もう一度、問います。

あなたの夢はなんですか？

この問いかけに胸をはって即座に答えられるオトナはそんなに多くはないでしょう。もしも、あなたがコドモならば

ぷろ野球の選手！！

とか

飛行機のぱいろっと！！

とか、思いつくまま元気に答えられるかもしれません。コドモの夢は大きければ大きいほど、声は大きければ大きいほどよしとされています。 ところで、どうしておとなになると自分の夢を語るのにためらいを感じてしまうのでしょうか？それはある程度の年齢になってくると自分のことを客観的に見る力が備わってくるからです。こうなるとコドモのようには無邪気に自分の夢を語ることなどできなくなります。 自分のことを客観的に見ることができればごく少数の例外を除いて自分がほんとうにつまらないちっぽけな存在に思えるはずです。友がみな我より偉く見えてきます。

おれってグレート！！

なんて言っている者はまだとるに足らないコドモと考えてまず間違いありません。 自分を客観的に見ればよっぽど脳天気な人間でないかぎり自分自身の限界がだいたい見えてしまいます。ここで多くの人間は努力することをやめてしまいます。努力することがみっともないことにさえ思えてきます。

どうせ頑張ったってできやしないよ… 疲れるだけ損さ… そうさ、無駄さ… 疲れるだけさ… (-.-)

どう頑張ってみてもできないかもしれません。所詮は疲れるだけの無駄なあがきかもしれません。でもくまぷーはできる限り、あがいてみます。お前なんかにはできやしないよ、と笑われてもあがいてみます。どんなにみっともなく見えてもあがいてみます。 悲しいけれど、くまぷーは、かっこよくスマートにやれるほどの才能に恵まれてないことは知っています。しかし、だからといって自分の夢を捨ててしまうのはもっといやですから。

えっ、ところで「自分の夢」って何かって？！ * *

世界征服にきまってんだろ！！ （￣＾￣）（爆）

学級通信･･･自由な発想が大事だよ

遠足は八景島シーパラダイス…ということなので「学級通信」の ネタになるものはないかと八景島シーパラダイスのホームページを 見ていたところ…ありました、ありました！！

(^○^)

八景島シーパラダイスにはブルー・フォール、バイキング、 サーフコースターと三つの絶叫系アトラクションがありますが、 その中のサーフコースターというジェットコースターの紹介文に注目です。 （以下引用） ★サーフコースター

海に突き出したループと海の上を爽快に駆け抜けるサーフコースター。 走行距離が長く海中に引き込まれていくような感覚は、病みつきになること 間違いなし。乗車中の表情を撮影するサービス「サーフコースターフォト」が ３回目のループを抜けたあとにあるから、カメラのポイントを探して笑顔で ポーズを決めてみよう。夜にはライトアップ されて、また違った乗り心地が 味わえるはず！サーフコースターは１番前の席が人気だけど、絶叫マシンが 好きな人は後方に乗ることが多いんだって。というもの後方のほうが 引っ張られる力が強く、迫力があるから。さらに、すいているときよりも乗車 人数が多いほうが、重さが増えて速くなるという話。また、乗車時間帯に よっても若干スピードに違いがあるという噂も･･･。何度も乗って確かめてみて！ （引用終わり、下線はくまぷー）

下線の部分に注目です。特に赤字の部分に！「重さが増えて速くなる」と あります。これはガリレオに対する挑戦でしょうか！ ガリレオ以前の時代は重い物体の方が軽い物体より落下速度が大きいと 信じられていました。それがガリレオの時代になると有名なピサの斜塔の 実験により

落下速度は物質の重さには依存しない

ということがわかりました。「落下速度は物質の重さに依存しない」ということは 軽い物でも重い物でも落ちる速さは同じだということです。実生活では重い物体 の方が軽い物体より落下速度が大きいような気がします。 でも空気抵抗がものすごく小さければガリレオの言うように「落下速度は 物質の重さに依存しない」のです。 　ここでくまぷーが注目するのはガリレオの「常識」にとらわれない、 「落下速度は物質の重さに依存しない」のではないかという発想です。 よくそんなことに気がついて実験をする気になったなぁ、と感心します。 　シーパラに行ったらガリレオに想いをは馳せながらサーフコースターに 乗ってみるのも良いかもしれません。

※ガリレオ…Galileo Galilei(1564-1642)　ルネサンス末期の イタリアの科学者、落体の法則や振り子の等時性を発見し 近代力学の創始者となる。