表題通りなのですがExcel と OCR を組み合わせて選択問題の 自動採点をやってみました。使うプログラムは以前、紹介した「画像連続キャプチャー、そして文字をスキャン」です。これは「(=^・^=):採点にゃんこ2022(ニャン・ニャニャン)」の試作段階で作ったプログラムです。「(=^・^=):採点にゃんこ2022(ニャン・ニャニャン)」程の機能は無いので操作は至ってシンプルです。
★「画像連続キャプチャー、そして文字をスキャン」
機能: 同一書式の複数の画像ファイルからマウスで領域を指定して、文字をテキスト化しエクセルに一括出力する。
(●`ε´●):たった、これだけの機能か?
【´・ω・`】:そう、それだけ。
★使用法(準備)
- スキャナーで用紙(ヨコ長)の連番JPGファイルを作る。
- 同一フォルダ内(ToraScan)に、フォルダ(orignal_files、src_test)とファイル(ToraSCan.exe、ToraOCR.exe)が在るのを確認する。
- フォルダorignal_filesに連番JPGファイルをコピーする。
※連続スキャンできるスキャナーが必要です。
★使用法: 準備ができたらお試し用サンプルファイルを使って実際にやってみましょう。
1. サンプルファイルが連番になっているので、フォルダorignal_filesにファイルを3枚全てコピーします。(連番の頭の部分は任意)
2. ToraScan.exeを実行すとフォームが表示されます。後は「ファイル」メニューを上から順番にやっていきます。
3.メニュー「ファイル」から「サイズ適正化」をクリック。
一番若い番号の連番ファイルを選択して開く。
「OK」をクリック。
4. 「枠斬り開始」をクリック。マウスでドラッグして領域指定。適切に指定出来たら「ENTER]を押下。
今回の練習では「出席番号」と「氏名」の2か所を領域指定する。
作業後にはファームの右上に、2か所分の座標等のデータが表示される。
5. 「枠斬り終了」をクリック。指定した領域すべてが赤枠で囲まれて表示される。
「OK」をクリック。
5. 「猫を呼ぶ」をクリック。ウィンドウ「猫の手」が表示される。
(1)今回は解答用紙(連番ファイル)の数は3枚なので「用紙枚数」は3に、領域指定は2か所なので「切り取り枠数」は2にする。入力する数字は半角。
(2)「フォルダQ000内のSeito000を選択」をクリックする。ダイアログが表示されるのでSeito000.jpgを選択する。フォルダQ000はTraScan.exeと同じフォルダに作られている。
(3)「(=^・^=):読み取るにゃ!!」をクリックする。
猫が仕事をしてExcelに結果が表示される。
【´・ω・`】:今日はここまでね。今回の処理はたったの3人分だけど何百人分でも手間は同じだ。
(●`ε´●):ここで出てきたファイルは下の圧縮ファイルに入っているから良かったら遊んでくれ。
コメント