【´・ω・`】:YouTubeで「shiawase english version Back Number」で検索したらいくつか出てきた。
(●`ε´●):で、どうだった?
【´・ω・`】:よく出来ているな、という部分もあるが「えっ?」と思うものも・・・
(●`ε´●):例えば?
【´・ω・`】:歌い出し・・・
「本当はもう分かってたの
あなたがどんなにその人が好きなのかも」
・・・の部分を・・・
In reality I already knew how much you liked that guy
・・・と訳している。
(●`ε´●):問題無いように思うが・・・
【´・ω・`】:いや、この歌に出てくる「私」は女性だ。男性ではない。
(●`ε´●):どうして「私」が女性だと分かる?
【´・ω・`】:歌詞の中程に・・・
「せめて今日のために切った髪に気づいて
似合ってるよと言って欲しかった」
・・・とある。「私」は「叶わぬ恋」を受け入れて髪を切ったのかもしれない。
切ないね。これは女性のメンタリティだろう。
(●`ε´●):なるほど。
「私」が女性ならば「あなた」は男性と考えるのが自然だろう。
それが・・・
In reality I already knew how much you liked that guy
・・・では「あなた」がホモになってしまうな。
Back Numberが男だから、声で「私」が男性だと思ったのかもしれないな。
【´・ω・`】:うん。しかし、日本では男性が女性の気持ちを歌うことは普通にあるからね。
(●`ε´●):訳者が勘違いしたのかもしれないね。
【´・ω・`】:その他、気になるところを挙げておこう。
- 「誰よりも幸せにしてあげて」の訳
- 「背中を押す」の訳
- 「どこかで手を打てなかったのかな」の訳
・・・だ。
まず、1の「誰よりも幸せにしてあげて」の訳だが
それぞれ・・・
I want your happiness more than anybody else.
(私はほかの誰よりもあなたの幸せを望んでいる)
SO THAT YOU'D BE HAPPIER THAN ANYONE ELSE
(あなたが誰よりも幸せになれるように)
・・・と訳している。
「誰よりも幸せにしてあげて」というのは
「あなたが誰よりも幸せになって」というのではなく
「(その人を)誰よりも幸せにしてあげて」ということだ。
(●`ε´●):意訳と考えればいいんじゃないか?
【´・ω・`】:ゆる~く考えればそうかもしれないが
ここはこの歌の一番、泣かせるところだ。大事に訳したい。
自分の愛する人に「あなたの幸せを願います」というのと
自分の愛する人に自分の恋敵を「幸せにしてあげて」というのでは全然ちがうだろう。
(●`ε´●):うん、これは切ないね。
【解答例】
You must make her happier than anyone else.
【蛇足】
上のmustは<義務>ではく、<勧誘・希望>のmust。
例)You must come to our party.
(是非、パーティに来てくださいね)
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