さて前回までに書いた下のコードでは12×12のマス(以下、マス目)に
すでにアルファベットが書かれていた場合、そのアルファベットを
削除しておかないと予期したとおりの動作をしない。
これでは余りにも情けない。
そこで今回は前回のコードにマス目を初期化するコードを
付け加えることにする。
記録マクロでマス目を選択してデリートボタンを
押してコードを作成すればいいだろう。
ジャンプ(.ページ番号=1,.行番号=4,.文字位置=2)
範囲選択開始(.単位=1)
範囲選択単位(.単位=7)
ジャンプ(.ページ番号=1,.行番号=15,.文字位置=71)
削除(.回数=1)
上が記録マクロで作成したコードだ。
他のソフトでも言えることだが記録マクロで
自動生成されたコードには冗長な部分が出てくる。
上で言えば2行目の「範囲選択開始(.単位=1)」と
3行目の「範囲選択単位(.単位=7)」だ。
「範囲選択開始」を単位=1、すなわち文字単位を指定して、
何もせずに「範囲選択単位」で単位を7に変更している。
これは無駄だ。
それならば始めから「範囲選択開始(.単位=7)」とすれば良いだろう。
つまり上のコードは下記のようになる。
ジャンプ(.ページ番号=1,.行番号=4,.文字位置=2)
範囲選択開始(.単位=7)
ジャンプ(.ページ番号=1,.行番号=15,.文字位置=71)
削除(.回数=1)
(続く)
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