【´・ω・`】:B1に=Mid($A1,Col(A1),1)ということだったが
ちょっと解説をしておこうか。まず、この式の構造だ。
この式はCol()とMid()の2つの関数から出来ている。
関数を組み合わせた場合、内側のものから実行される。
従って、この場合はCol(A1),から実行される。
べべちゃん、 Col()の書式は?
(●`ε´●):=Col(セル番地)だ。
【´・ω・`】:で、どういう働きをするんだ?
(●`ε´●):=Col()を使うと与えられた引数(ひきすう)の列番号を
求めることができる。
【´・ω・`】:具体的は?引数がA1だとすると?
(●`ε´●):A1の列番号は1だから=Col(A1)は1になる。
これがこの式のミソだな。
【´・ω・`】:では次はMid()の説明だ。Mid()を使うと文字列から
部分文字列を取り出すことができるんだ。
書式は・・・
=Mid(元になる文字列, 部分文字列の開始位置, 文字数)
・・・だ。
では具体的に・・・。
べべちゃん、下の式の答えは?
=Mid("ごじらは怪獣の王です。",5,4)
(●`ε´●):「ごじらは怪獣の王です。」の5文字目から
4文字分だから怪獣の王が答えだ。
【´・ω・`】:あとは蛇足になるかもしれないがセル番地にくっついた
$記号についてだ。例えばD1に=SUM(A1:C1)入力し
この式をD2にコピーすると自動的に=SUM(A2:C2)となる。
また=SUM(A1:C1)をE1にコピーすると=SUM(B1:D1)と
なる。
これは便利なこともあるが、場合によっては困るときもある。
列を示すアルファベットの前に$記号を付けておけば列方向(横)に
コピーしても参照するセルが固定される。また行を示す数字の
前に$記号を付ければ行方向(縦)にコピーしても参照するセルが
変わることはないんだ。
専門用語で言うと、$記号が付いているのを絶対参照、付いていないのを
相対参照って言うんだ。
(●`ε´●):おい、くまぷー。どうでもいいけどなかなか本題の
=Mid($A1,Col(A1),1)の説明に入らないな。
【´・ω・`】:しかたがないよ。安っぽい怪獣映画と違ってごじらは
なかなか登場しないんだ。
(続く)
コメント