四択の真実

 (●`ε´●)：明日の英単語試験は１００点満点で６０点とれないと追試なんだ。

【´･ω･`】：でも四択なんだろ？

(●`ε´●)：でも１００出されるから大変なんだ。

【´･ω･`】：頑張ってね。

 

 

－－－「明日」が終わり試験の結果が出た－－－－

 

 【´･ω･`】：で、試験の結果はどうだった？

(●`ε´●)：バッチリだよ。

【´･ω･`】：というと？

(●`ε´●)：ジャスト６０点！！おいらは６割は覚えているということだな。

【´･ω･`】：それは考え違いだよ。

(●`ε´●)：なんだと？！

【´･ω･`】：四択だとテキトーに書いても２５点は取れる。

(●`ε´●)：まあ、確率４分の１だからな。　　　　　

【´･ω･`】：そう。だから２０問ちゃんと覚えていれば、それで２０点。

　　　　　　あとの８０問は分からなくても、確率的にはその４分の１はとれるから

　　　　　　テキトーに書いても２０点はとれる。合計で４０点だ。

　　　　　　だから、四択の試験での４０点は２割程度しか理解していないことになる。

(●`ε´●)：では四択の試験で６０点をとるには何割ちゃんと覚えればいいんだ？

【´･ω･`】：知っている単語の数をｘ個とすると知らない単語の数は（１００－ｘ）個となる。

　　　　　　問題数は１００なので１問、１点とすると・・・

　　　　　　得点=ｘ＋（１００－ｘ）/4となる。

　　　　　　よって、下の不等式を解けばいい。

　　　　　　　　　　　ｘ＋（１００－ｘ）/4≧６０

(●`ε´●)：で、結局答えは？

【´･ω･`】：４８問だな。４８問ちゃんと覚えていれば、それで４８点。

　　　　　　あとの５２問は分からなくても、確率的にはその４分の

　　　　　　１の１３点は取れると期待していい。これで６１点となる。

(●`ε´●)：なんだ。６０点は半分もしかっり、覚えていないということか。

【´･ω･`】：そう。もしも四択の試験での２５点しかとれなかったら何も分かっちゃいないということだ。

　　　　　　４分の１は理解していると考えてはいけない。

　　　　　　

(●`ε´●)：そういうことか・・・