Excel Maniacs

エクセルで九九の練習

　Excelの標準関数だけで九九の練習シートを作りました。

目玉は解答所要時間を計測表示することが出来ます。

イメージは下のような感じです。

参考ファイルを用意しました。ダウンロードしていじってみて下さい。

ランダムにNの段の問題をだすこともできますし（但し、Nは１から９までの正の整数）

Nの値を指定することもできます。

 

★使い方

１．まずはランダムの場合。あらかじめ下図のように
      セルG10からG19までを選択しておきます。

 

２．「F9」キーを押すと赤枠の部分がランダムに変化
　　します。

 

３．答を入力します。

 

４．「Shift」キーを押しながら「F9」キーを押すと解答の
　　正誤判定が自動的になされ、得点が表示されて
     さらに解答に要した時間が表示されます。

      「Delete」キーを押して「F9」キーを押すと解答や
　　　○、×、「かかった時間」がクリアーされて２の
　　　　状態に戻ります。

５．Nを指定する場合

　セルF３を クリックするとドロップダウンリストが現れます。
　そこでNを指定して「F9」キーを押すと指定した
　Nの段の問題が表示されます。ドロップダウンリストで数字を選択せずに「***」を選択すると
　問題がランダムに選ばれます。

   　後の手順はランダムの場合と同じです。

 

参考ファイル： Kukuをダウンロード

 

エクセルで動詞の活用

　今回はEXCELを使って教材を作ってみました。VBAを一切使わずにエクセル標準
のワークシート関数だけを使っています。

具体的には英語の不規則動詞の変化を学習させるための教材「動詞変化表」です。

★「動詞変化表」仕様

                １．ランダムに問題が出される。

                ２．自動的に正誤判定がなされる。

　実装したのはたったの２点です。VBAを使えば全く簡単に実現できることばかりなのですが

VBAを使わないとちょっとした工夫が必要でした。

イメージは下図のようなカンジです。

                １．ランダムに動詞が選ばれる。
                ２．１で選ばれた動詞の原形、過去形、過去分詞のどれかが、さらにランダムに選ばれる。
                ３．生徒は解答欄に解答する。
                ４．自動的に正誤判定する。

 

　ランダムに出題するのでRAND関数の使い方がポイントになります。

簡単なようですがRAND関数はクセがあるのでけっこう面白いかも？

 

★使い方

１．B6,C6,D6の3セルをまとめて選択する。

２．５行目に表示されている動詞の原形を入力してEnterキーを押下。

３．５行目に表示されている動詞の過去形を入力してEnterキーを押下。

４．５行目に表示されている動詞の過去分詞形を入力してEnterキーを押下。

５．Shiftキーを押しながらF9キーを押下。解答の正誤が自動判定される。

６．Deleteキーを押下。解答が削除される。

７．F9キーを押下。新しい問題が出される。２に戻る（あとは好きなだけくり返し）

Conjugationをダウンロード

エクセルでアンケート集計 その3

　アンケート集計というのは非常に面倒くさい仕事です。できるならなるべく

手間を掛けないでやってしまいたいものです。手間を掛けないためにはちょっとした

工夫が必要です。

　　　　・・・ということで各講座に特定のポイント（pts)を付加して、アンケート用紙を

下のようなものにします。

 

*******************************************************************************

夏期特別講座案内
         
         
★下の７講座の受講希望者は、各講座のptsを合計して下の欄に記入してください。
         
１．「スポーツと卓袱台における父権の意義」　　　　　　　　（64pts）星　一徹 
         
２．「ノンマルトと人類の源流」　　　　　　　　　　　　　　(32pts)  諸星　ダン 
         
３．「四畳半における食用キノコの栽培」　　　　　　　　　　(16pts)  大山　昇太 
         
４．「教科書では語られていない旧帝国陸軍の秘密計画」　　　(8pts)   敷島　隆 
         
５．「ローマ文化に与えた日本文化の功績」　　　　　　　    (4pts)   ルシウス・モデストゥス 
         
６．「タバコによる原子炉の運用と安全性の確保」　　　　    (2pts)   東　八郎 
         
７．「超高性能ロボットにおける真空管の役割」　　　　　   (1pts)   天馬　午太郎 
         

         
         
       
         
         
    ＿年＿組＿番氏名＿＿＿＿＿＿＿pts合計  ＿＿＿＿＿＿＿

 

**********************************************************************************

 

各講座のpts値を合計すれば０から１２７までのいずれかの数値になり、各生徒が

どの講座の受講を希望しているかを知ることが出来ます。

例えばpts合計値が１７であればpts値が１６の講座３とpts値が１の講座７を希望していることになります。

またpts合計値が６６であればpts値が６４の講座１とpts値が２の講座６を希望しているはずです。

全ての講座を希望する場合はｐｔｓ合計値が１２７になります。ですから生徒１人につきせいぜい３桁の

数値を入力すれば、その生徒の希望を把握することが出来ます。理屈は簡単です。ｐｔｓ合計値を

２進数に直せば希望講座の桁が１になり、希望しない講座は０になるからです。

　エクセルにはDEC2BINという１０進数を２進数に変換する関数があるのでこれを利用すれば

簡単です。書式は下の通りです。

=DEC2BIN(１０進数,２進数にしたときの桁数)

あとはDEC2BINで求めた２進数をMid関数で各セルに分配すればよいでしょう。

	A	B	C	D	E	F	G	H	I	J	K
1	No	Name	入力	Dec2Bin	講座１	講座２	講座３	講座４	講座５	講座６	講座７
2	1	曹操　孟徳	17	0010001	0	0	1	0	0	0	1
3	2	孫堅　文台	66	1000010	1	0	0	0	0	1	0
4	3	劉備　玄徳	127	1111111	1	1	1	1	1	1	1

 

参考ファイル： 夏期特別講座案内をダウンロード